2009年07月24日
QUANTUM TE1160PT
●QUANTUM TOUREDITION PT TE1160PT
Gear Ratio:6.3:1
Weight:286g
Handle:85mm(軸間)
Bearing:11
Line Capacity:12lb/125yd
Price:¥41,790
・エキストラハードPTギア
・2ベアリング・コンティニュアス・アンチリバース
・“インフィニットACS”遠心力ブレーキ
・スーパーフリースプール・ピニオンデザイン
・セラミック・ジルコニア・レベルワインド
・セラミックドラグシステム
・ポリマーステンレスボールベアリング
・超軽量ブランキングスプール
まず、クアンタムは米国の主にリール&ロッドメーカーで、その意味は下記に抜粋しておく。
『“クアンタム(quantum)/量子(りょうし)”は、1900年にマックス・プランクが発見・提唱した物理量の最小単位。
古典力学では考えられなかった不連続な量であり、物理量はこの最小単位の整数倍をとることになる。
量子を扱う自然科学の理論を量子論と総称する。
量子の概念は、アルベルト・アインシュタインやニールス・ボーアらによって発展を続け、量子力学の建設へとつながった。
量子の発見は、20世紀の物理学・諸科学に革命を起こした。』 ※Wikipedia
クアンタムに興味を持ったのは、実釣主義のメーカーであるとどこかで読んでから。
この実釣主義というのは、実際に釣りを行う行為。
そしてこのリールを買ったのは、"バスの帝王"と言われるケビン・ヴァンダム(Kevin VanDam)の影響もある。
優勝賞金10万ドル(約1,000万円)とか50万ドル(約5,000万円)の各バストーナメントで通算15回の優勝経験があるらしく、本物のバスプロだろう。
また、世界一キャストの上手い天才だそうで、村田基、今江克隆、田辺哲男を 足して3で割らない(普通は割る)レベルらしい。
ならば優柔不断なり欲張ってにあれやこれや見るより、単純にそれを吸収するのが早い。
それとやっぱり名前も関係あり、“ケビン・ヴァンダム”、“KVD(ロゴも含む)”も格好良い。
先日挙げた“ドン・フライ”も格好良い名前だし、釣り関係だと“ラリー・ニクソン”、“バーニー・シュルツ”、“デビット・フリッツ”なども格好良い。
因みに動画は本来KVDロッドのPVだが、使用しているリールは同型。
【外観】
見た目のデザインはハンドルの形状以外、色&細部も含めて好みだが、金属パーツであって欲しい部分がプラスチックだったりする。
ただここらは総重量なり重量バランスも考えての事かも知れない。
あとあくまで見た目だけの判断だが、ドラグノブがアンタレスそっくりなので、アンタレスのが付かないかなと。
【空回し】
フィーリング良く軽い。
【使用感】
事前に慣らし的な空回しはした。
ラインを引っ張ってドラグを出してみたが、滑り出しが凄くスムーズに作動した。
今回GWC76との組み合わせだったが、本体重量は軽い。
慣らしもあって7g弱のSミノーをまずはキャスコン少し緩め+ACS4(9段階中)+最後のサミングだけで軽く投げると、スプールが2回転ほど多く回ったバックラというか糸絡みが起こった。
そのスプール回転&ブレーキフィーリングは軽く、本能的なサミングを使い出すとバックラはなくなった。
リトリーブのフィーリングは軽くて文句無しだが、今回はリップの小さめ7g弱のSミノーを短時間しか使っていない。
ただ全般的に言えるのは、自分はバスフィッシングからスタートした人間ではないので、“軽い”という定義が異なると思う。
何となく使いこなすと楽しめるリールに感じた。
※大雑把な状態だが公開しておく。随時更新
Posted by H.Matsui at 16:30
│┣Casting Reel