H.Matsui's Ark

まぁマグネット(DCもマグ)でもその磁力なり距離をいじる事によって微調整は可能だが、遠心式は様々なチューンが行える。
ブレーキシューの材質変更からサイズの変更まで可能だと思うが、このブレーキシューの材質がグラスファイバーなどだと、それに微妙にオイルなどを染み込ませてチューンする事も可能。

これにおけるメリットはブレーキがマイルドになるし、シューの磨耗が減るだろうしサウンドが変わる。
実際に5500Cで色々試したが、自分はサウンド＆効き具合が微妙にオイルが染みたシューが一番好み。

あと自分が所有しているリールの中では、バリウスとツアーエディションがブレーキ(材質はプラスチック)の受け側にオイルを塗る事を指定されているが、そのオイル(グリスも可)を変えてもサウンドや効きが微妙に変わる。

単にブレーキを弱くするだけなら、例えば2個あるブレーキシューを1個にする方法もあるが、こういった方法もあるという事で書いて置く。
いずれも注意点は溶剤の含まれていないオイルなりグリスを使用する事か。

それとメーカー指定外の事なので、あくまで自己責任で。


あとリールによるのかも知れないが、知らない人の為に書いて置くと、一番簡単にメインギアとピニオンにグリスを注すには、メカニカルブレーキを外してベアリングを抜くとそれが見える。
そこに爪楊枝(つまようじ)を使ってグリスを注す事が出来るはず。

汽水域なり海水粋で使用する場合は、＋αのグリス量があっても良いと思う。