2010年07月05日
okuma TRIORE 30
okuma(オクマ) TRIORE(トリオール) 20
定価 6300円(税込) ⇒ ナチュラム価格5040円(税込)
okuma(オクマ) TRIORE(トリオール) 30
定価 6615円(税込) ⇒ ナチュラム価格5290円(税込)
一度は使ってみたかったリール専門メーカーのだし、デザイン&配色の一目惚れで買ってみた。
なんせ海外では面白いデザインの物もあるが、スピニングのメンテナンス&パーツの取寄せに慣れがない自分からすると、簡単に国内メンテナンスに出せるこのリールは買いだった。
細かい事は抜きにして言うと実物は写真より格好良く、空回しはパワフル&スムーズ。
このパワフル&スムーズは特許の楕円ギアシステム(EOS)で、全般的に評判は良かった。
感触は如何にも“樹脂ボディー”で、回転はセルテートみたく軽くはないがやっぱりスムーズ。
なんかこのスムーズさが良くて、これを高級機にしたら面白いだろう。
最近一部ロッドではフォアグリップの無い物があるが、どれも似た様なデザインばかりのスピニングリールに置いて、これはアバンギャルドな雰囲気たっぷり。
まぁ“遊び心”がある人にはお勧め。
【外観】
隙無く格好良い。
カーボン模様は単調なプリントだが、チェッカーフラッグ模様がカーボンぽく見えるぐらいに思ってた方がいい。
金色はラインローラーだけだし。
これでグラファイト部分をブラックアルマイト処理されたアルミにするとめちゃくちゃ格好良いと思う。
けどそれはわりと感嘆に出来るはず。
【質感】
ハッキリ言って良い。
金属部、プスチックに掛けられたメッキも厚みがあるようだし質も良い。
【空回し】
この空回しはロッドに装着した状態でやるのが好ましいと思う。
その方がリールが安定した状態になるし、実釣に近い状態だし。
ストッパーのON/OFFによって明らかにハンドルの回転フィーリングが違う。
構造上どうしようもないのかも知れないが、アタリが付くなりグリス交換なりで改善出来るかも知れない。
【ライン巻き】
格好良さだけを追求してファイヤーライン18lb(1.5号)/150mスモークを巻いて見たが、事前に装着されていたプラワッシャー3枚の内、勘で2枚を外して巻いてみた。
これは正解だった様で、糸巻き形状は手持ちのリールで言うとセルテートのテーパー角度になった。
【使用感】
CD9のみを使用してまず感じたのは、ややハンドルが長く(中心点間実測60mm)、I字ノブがやや幅広である事。
まぁここらは使用ルアーや好みもあるし、自分が前回使ったリールなり5500Cが基準化しているのもあるだろう。
ノブは外せそうにないタイプだが、ハンドルは六角シャフトの反対側がネジのやつなので、NewナスキーなりKIXのと交換可能かも知れない。
ハンドルでベールを返してもライントラブルは全く無し。
まぁこれは事前にダイワテーパーを付けているので、無くて当たり前だろう。
ついでに書いて置くと、スピニングリールにラインを巻く時は、巻き形状を自分のニーズに合った形状に巻くのもセットと考えるべき。
【ラインローラー】
以前、全く同じファイヤーラインを01'ステラに巻いて高速巻きを多用していたが、1回の釣行で白っぽくなる部分があった。
けどこのリールではそれが無いので、ラインに優しいラインローラーなのかも知れない。
ただロッドが全く一緒と言う訳ではないので、現段階に置いて断言は出来ない。
因みに濃い色のライン程、ラインローラーなりガイドに置けるダメージを把握し易い。
【トラブル】
集中豪雨の中でやった日、何となくいつもより少し長めというか多目の水洗いをした。
そして翌日リールを回してみると、ストッパーONでも逆転しだした。
けど3~4回止めて回すと逆転は直ったし、何となく壊れた様でもなかったのでそのまま放置し、更に翌日回してみると直っていた。
一度適当にスプールシャフトに注油したし、少し検索するとそれらが原因で逆転する事もあるそう。
要するに水分が乾くと直った感じだが、通常ありえない条件下でのプレイだったし、まぁ防水面が上がれば(ゴムパッキン1枚とか)いいだけの事だろう。
敢えて高速巻きや「ガッコンガッコン」アクションも入れているが、通常使用では起こらないトラブルに思える。
まぁリールがいぢれる人には良い遊び道具にもなるだろうし、メイン、サブ、3番手としてもお勧め。
※随時更新
Posted by H.Matsui at 12:00
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