2008年04月02日
AbuGarcia Suveran S3000M
アブ・ガルシア スベロン3000M
ギヤ比:5.2
最大ドラグ:
自重:387g
平均最大巻上長:66cm
BB/RB:6/1
本体価格:44.000円
Catalog
何か面白いリールを探してて、Abu800シリーズやRYOBIザウバーが候補になったが、たまたまダイワトーナメントフォース(半値)とAbuスベロン3000(定価)を発見する。
思えばスベロン3000は岡山に上州屋があった頃、一際存在感を発していたが、空回ししてギアの引っ掛かりがあったため買うのをやめたリール。
フォースも店頭で触ったことがあったが、やぱAbu最後のメイド・イン・スェーデン製スピニングリール(インスプールは除いて)&稀少性から買ってみた。
まず箱が違う。ダメージはあれどこれは釣具店にあるようなタイプではなく、デパートのギフトコーナーに有りそうな雰囲気。
そして中身を見ていくとリール袋があり、合皮かと思えば本皮製だった。革製品は好きだし、保護性もあるので良し。
“MADE IN SWEDEN 01”と書かれている。
スペアスプールも標準装備の物と全く同じアルミ製&デザインで、写真のプラスッチック製ガードをハメて回して固定する。因みに付属ガードは一個。
ガードには“Custom Spool Guard”と書かれており、ラインを固定する機能性は低いが、スプールの命であるスプールエッジはしっかりガード出来る。
多くのリールのローターカバーはプラスチックだが、スベロンは金属製。
リアフォルム。写真だとわかりにくいが、スリム目できっちりとしたフォルム。クレストマークは銀色の方がいいかな。ストッパーの切り替えはローター後方のグレーのダイヤルで行う。
こっちの方がボディのコンパクトさがわかりやすい。ただコンパクト=高性能は別の話だと思う。思うにコンパクトボディー=メインギアが小さいから回転が重い?。まぁここらは無知だが、リールフットを外すとギアが見え、小さかった。
ドラグ調整はこのグレーのダイヤルで行う。BB入りで操作感はGood。一般的に“センタードラグ”、“スタミナドラグ”などと言われているが、これには“Pro Command Drag”と書かれている。
【長所】
・基本的デザイン
・まぁここまでオリジナル性に飛んだリールはないと思う
・リアドラグはドラグ面積を多く取れず、フロントドラグはファイト中の操作性に欠け、よってセンターに持って来たそうだが、以前使った602は確かにファイト中の操作がしやすかった。
【短所】
スベロンは可能な限りデータを拾ったが、もう殆ど残ってなかった。
人によっては「自重が重い」「回転が重い」という人もいれば、「Abuが本気で作ったスピニング」「名機」「ハードに使っても壊れない」と様々。
まぁ要するに自分が使って楽しければいいわけだが、個人的には例えばセルテートでも所有してて、遊びで楽しめるリールとして持つのは良いと思う。
ただある程度自重が重いとか、回転が重いリールでもそれが活きるシチュエーションもある。
【OH(オーバーホール)】2008/4/2
そろそろ使ってみたいし、気が向いたので最近自分でちょちょこやっていた。
パーツ数は少ないそうだし、なんかこのリールは自分で把握して置きたい理由もあって。
で、バラしていくと要所にはしっかりベアリングが入っているし、結構拘りの部分はあるしで面白かった。
そしてついでにオイルやグリスも色々試した。
接点を1ヵ所ずつグリス2種、オイル1種、グリス+オイルなど、塗っては組んでバラし可能な事は全て試した。
で、やっぱりオイルが適しているであろう部分にグリスを塗ると、倍ほど回転が重くなったりとグリスorオイルの重要性なども勉強になった。
構造&自重上、例えばセルテート程回転を軽くする事は不可能だろうが、研磨や材質or形状を変えれば回転を軽く出来そうな部品もあった。
取り合えずOH前よりは大分回転が軽くなった。
と言ってもその回転フィーリングは自分が所有した事のあるリールで言えば、98'ツインパ辺りか。
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※随時更新
ギヤ比:5.2
最大ドラグ:
自重:387g
平均最大巻上長:66cm
BB/RB:6/1
本体価格:44.000円
Catalog
何か面白いリールを探してて、Abu800シリーズやRYOBIザウバーが候補になったが、たまたまダイワトーナメントフォース(半値)とAbuスベロン3000(定価)を発見する。
思えばスベロン3000は岡山に上州屋があった頃、一際存在感を発していたが、空回ししてギアの引っ掛かりがあったため買うのをやめたリール。
フォースも店頭で触ったことがあったが、やぱAbu最後のメイド・イン・スェーデン製スピニングリール(インスプールは除いて)&稀少性から買ってみた。
まず箱が違う。ダメージはあれどこれは釣具店にあるようなタイプではなく、デパートのギフトコーナーに有りそうな雰囲気。
そして中身を見ていくとリール袋があり、合皮かと思えば本皮製だった。革製品は好きだし、保護性もあるので良し。
“MADE IN SWEDEN 01”と書かれている。
スペアスプールも標準装備の物と全く同じアルミ製&デザインで、写真のプラスッチック製ガードをハメて回して固定する。因みに付属ガードは一個。
ガードには“Custom Spool Guard”と書かれており、ラインを固定する機能性は低いが、スプールの命であるスプールエッジはしっかりガード出来る。
多くのリールのローターカバーはプラスチックだが、スベロンは金属製。
リアフォルム。写真だとわかりにくいが、スリム目できっちりとしたフォルム。クレストマークは銀色の方がいいかな。ストッパーの切り替えはローター後方のグレーのダイヤルで行う。
こっちの方がボディのコンパクトさがわかりやすい。ただコンパクト=高性能は別の話だと思う。思うにコンパクトボディー=メインギアが小さいから回転が重い?。まぁここらは無知だが、リールフットを外すとギアが見え、小さかった。
ドラグ調整はこのグレーのダイヤルで行う。BB入りで操作感はGood。一般的に“センタードラグ”、“スタミナドラグ”などと言われているが、これには“Pro Command Drag”と書かれている。
【長所】
・基本的デザイン
・まぁここまでオリジナル性に飛んだリールはないと思う
・リアドラグはドラグ面積を多く取れず、フロントドラグはファイト中の操作性に欠け、よってセンターに持って来たそうだが、以前使った602は確かにファイト中の操作がしやすかった。
【短所】
スベロンは可能な限りデータを拾ったが、もう殆ど残ってなかった。
人によっては「自重が重い」「回転が重い」という人もいれば、「Abuが本気で作ったスピニング」「名機」「ハードに使っても壊れない」と様々。
まぁ要するに自分が使って楽しければいいわけだが、個人的には例えばセルテートでも所有してて、遊びで楽しめるリールとして持つのは良いと思う。
ただある程度自重が重いとか、回転が重いリールでもそれが活きるシチュエーションもある。
【OH(オーバーホール)】2008/4/2
そろそろ使ってみたいし、気が向いたので最近自分でちょちょこやっていた。
パーツ数は少ないそうだし、なんかこのリールは自分で把握して置きたい理由もあって。
で、バラしていくと要所にはしっかりベアリングが入っているし、結構拘りの部分はあるしで面白かった。
そしてついでにオイルやグリスも色々試した。
接点を1ヵ所ずつグリス2種、オイル1種、グリス+オイルなど、塗っては組んでバラし可能な事は全て試した。
で、やっぱりオイルが適しているであろう部分にグリスを塗ると、倍ほど回転が重くなったりとグリスorオイルの重要性なども勉強になった。
構造&自重上、例えばセルテート程回転を軽くする事は不可能だろうが、研磨や材質or形状を変えれば回転を軽く出来そうな部品もあった。
取り合えずOH前よりは大分回転が軽くなった。
と言ってもその回転フィーリングは自分が所有した事のあるリールで言えば、98'ツインパ辺りか。
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※随時更新
Posted by H.Matsui at 21:00
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