2009年03月03日
ラッコに釣り針刺さってけが?ほとんど動かず 血痕のような跡も
釧路川にやって来た野生のラッコ「くーちゃん」が2日、釣り針と釣り糸に引っ掛かるアクシデントに見舞われた。釣り針が刺さりけがをしている恐れもあり、釧路市などは3日朝にも詳しい状況を確認し今後の対応を検討する。
市港湾空港部によると、くーちゃんは午後4時前、水難事故の捜索で出動した釧路海保のヘリの音に驚き川の中を右往左往。同4時半ごろ桟橋に上がったが、左後脚に長さ40センチほどの釣り糸と重り、釣り針が絡まっていたという。
釧路川の河口付近はこの時期、チカ釣りを楽しむ人が多い。くーちゃんは30分ほど脚をなめていたが、その後はうずくまり、ほとんど動かなくなった。桟橋の雪の上には血痕のような跡も残っていた。一部始終を見ていた男性は「相当なショックを受けているようだ」と心配そうに見守っていた。
くーちゃんは2月11日に姿を現し、人慣れした様子も見られていた。釧路市動物園の井上雅子主幹は「これ以上、人間の近くにいるのはよくない。釣り針だけ取り除いて、そのまま沖に帰してやる方がいいかもしれない」と話している。
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まず最初に、本来、海や河川、湖や池に人造物(魚礁は除く)は一切あるべきではないという事。
バイブなどを使ってると長い仕掛けが掛かる事もあるが、自分は餌釣りもするので基本的に持って帰る事にしている。
なぜならただ拾ってそこらに置くだけでは、今度は鳥や小さい子が何らかの被害に合う可能性があるから。
理想は根掛かり前提の物は使わない、根掛かり前提の事はしないで、もし根掛かった場合はその針を引き伸ばして回収出来る釣糸を使う事か。
まぁ餌釣りやワームの場合はその付け方によって回避も出来るが、ルアーの場合針は剥き出しだし、海底でのその回収は基本的に不可能だろう。
やっぱり釣りは自然界に取ってローインパクトでなければならない。
Posted by H.Matsui at 09:30
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