2009年01月13日
Lateo[GW76+5500C] 104cm/8.7kg
2000年、男は巨大な鱸にラインを切られて以来、リベンジを企んでいた。
彼は真冬の強風の中、ロッドを手に海に立つ。
海から海へ長い航海の果てに、ついにその姿を現す巨大な鱸・・・。 (※映画『白鯨』解説の洒落)
気温は低いし風はかなり強くて寒いが、今回は外せない釣行だった。
何故なら自分の良型は、全てを読み込んで行ってる。
色々状況を見ながら釣りが出来る水位になる迄、風の当たらない所で時を待つ。
※実際にこれのオリジナルVer.を聴いていた
大型のトルクはあるが、リールはつい先日ドラグなどを自分好みにファインチューンしたばかりで、それなりにフィーリングは良いし、この剛竿が主導権を与えない。
といってもエイのやり取りでの免疫はあるので、今回は一切遊び抜き、こっちに寄った時に一気にランディング。
しかしあーちゃんも言ってがメーターを越えると確かに違い、いつも釣ってるスズキとは別物。
個体もあってか個人的には何となく大型サーモンの様な感じか。
そしてここからが大変だった。
足場の悪い所で平らな所を探して撮影するが、中々全身が綺麗に入った写真が撮れない。
撮影そのものの方が危険で、結局ディスプレイを見れない状況で撮った数枚がベターだった。
少し甦生し、リリースしてゲーム成立。
この後、少し間を置いてやると1回アタリが出る。
今回の条件だと食わせる自信はあったので、次手でやるとHIT☆
こっちはアグレッシブに暴れるが、なんせさっきのがさっきの。
ドラグも出さずに寄せると、なんとルアーが無く丸呑み状態。
リーダーを歯で切られると嫌なので、遊ばせる事無くランディングすると75cm。
改めて良かったと感じたのは、ラパラロックンウェイトと8インチプライヤーか。
特にロックンウェイトは9kg迄量れ、このサイズがいくら暴れても外れる事はなかった。
思えば好みの個体を釣る為に、確率から主戦場を旭川から海に移し、色々探索してプレイしたもののすんなりとはいかなかった。
が、今回は入念に手入れした今一番気の入るタックルで釣って獲れたし、充実感、満足感、達成感の極致であった。
これでやっと新たなスタート地点に立てた気がする。
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Posted by H.Matsui at 05:00
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