H.Matsui's Ark

何かしらモソっと来たので反射的に合わせたが、直ぐ「しまった(-_-;)」と思った。
今まではMHクラスのシーバス用タックル、最初からエイを狙ったHタックルだったが、今回はフリッピンロッドといえども基本的にはブラックバス用タックル。
そしてバス釣りの方にはわかるだろうけど、グリップ長も短く、これまでエイを釣った時とは大きく異なる。
過去記事を見ると同じタックルでエイを掛けてるが、明らかにエイの重さ、大きさが違う。

YouTubeで見たことあるのが、それが例えGTやマグロ狙いでも、余りにも引きが強いなり大きい、長いと、共通して口に出るのが「ひょっとしてエイ？」。

そして追い打ちは強い陽射し。
毛穴にチクチク来るような痛みさえある。
まぁ日焼けと言えば聞こえはいいが、現実は日焼け＝火傷だし。

直感的にはタックルに無理がありそうなので、
「切れてくれないかな・・・」
「切ろうかな・・・」
「誰か来てくれないかな～」
など邪心も頭を過るが、けど一回、汗が出たらモードが変わる。

感覚的にロッドの曲がり限界辺りにしたドラグにしていく。
途中、やっぱりバス用ロッドだから、折れるんだろうな、もう折れても構わんと思っていたが、目に入ったのはよく見る絵通りの奇麗なファーストテーパー。
マタギさんの所で読んだ、これがフェンウィックのファーストテーパーなのかという感じで、奇麗なファーストテーパーがブレない。
メーカー、値段関係無く、欠陥、欠点があるロッドはどこかが折れるが、しっかり曲がり、強度のあるものは、自分が試した限りでは竿全体が砕け散る感じになる。
まぁ単純に余程重い装飾をしていない限り、ロッドの重さ＝丈夫さなので、このフェンだから獲れたかも。
フェンだからというのではなく、これがテクナだったらどうなってたか。

炎天下の中、結局、40分はファイトしたかな。




ルアーはバンズ125で横幅は軽く1mを超えており、重量は海に戻す時に足でゆっくり何回か押した限り、25kg以上はあったはず。
以前飼ってたハスキーが21kgぐらいで、地の違いはあれどそれが寝そべっているのを足で押した時より重かったし。

左端の傷は多分、投げ釣りの針とハリスが1.5mはついてたかな。
これはついでに取り除いてあげたが、ハリスの終わりに結び目、結んだ痕跡はなかったので、何かで切れたのかな？。
何れにせよやっぱり針が刺さったままは良くないと。
針が抜けてのバラしはしょうがないが、ラインブレイクはどんなダメージを与えるやら。
人間からすると良いファイトだったとなるが、このエイからすると「殺されるかと思ったぜ！」になる。



戻す時ももう行けるだろうという場所で、「もっと前だ！」と言われてるような感じで、けど以前見た垂直飛びが頭にあるし、仕方なくもう一度押すと泳いで行った。

※作成中