H.Matsui's Ark

釣りに行きたくなったが特にテーマも無し。
ただ数回ディッピングして放置してたバイブを思い出したので、これ＋バイブ3個の計バイブ5個で行ってみる。

最軽量のバイブからやっていくと、数投目でキビレがHIT☆
まぁこのクラスのルアーで色々やれば、釣れて当たり前と言えば当たり前。

そしてルアーを変えて色々やってると、何かがHIT☆
緩めのドラグを一気に出して行くが、徐々に指ドラグを掛けていくと止まり、巻くとそんなに重みは感じない。
ただこのタックルで一番最近掛けたのは大型のエイなので、あくまでそれに比べて重みが無いという事。

何度かこれを繰り返し、足元5m付近になって見えたのが菱型の魚影。
これをうまく寄せると、「バタバタ！バタバタ！」とまるで鳥の様に両翼を早目に動かす。
そして何か言いたげな「ブシュー！ブシュー！」と音も出す。

最近は日本の水族館でもエイへの餌付けをやってるのを見たが、やっぱりエイは魚というより動物系か。
実際エイは子供の状態で出産するし、目は暗闇の猫の目ぽかったが、世界的に見てもやっぱり動物に近い扱いが多い。

で、問題はここからで、まずはフックを外す。
本当はエイ用に買ったフック外しがあるのだが、今回は持って来てないので22cmプライヤーを使う。
幸い刺さっていたのはトレブルの1本だけだったので、これを最小限のダメージで済ます為、エイの動きに十分注意しながら瞬時に一気に外す。
この時、体の後部にあるトゲにも目をやって置くと良いだろう。

ここからが最重要で、「ピョーン！」と海に飛んで戻ってくれたらいいのだが、そうはいかないので今回は適当な棒を探す。
車まで戻れば大型ギャフがあるが、時間が掛かるし可能な限り早目にリリースしたい。
そして適当な棒があったので、それで後部をちょっとずつ押して海に入れていく。
重さはどうだろ？、1回棒も折れたので、7～8kgはあったと思う。

5分ぐらいじっとしてたが、ゆっくり泳ぎだし、それはやっぱりマンタのアクションで優雅に泳いで行った。
結局、その青物に比べるとスローなファイトも、捉え方によってはまったり楽しめる重量級。

今回はサーフ＆小型だったので獲れたが、前回のは遥かに大型だった。
で、きちんとキャッチしてリリースしたのは今回が初めてだったし、やっぱり面白いし楽しめるかなと。
問題はやっぱりきちんと食わすまでのセオリー＆その所要時間を極力短く済ませる方法の発見＆確立か。