2009年04月09日
外来魚 皇居のお堀に「ガー」 生態系乱す恐れ

皇居のお堀(東京都千代田区)で、北米などに生息する外来魚「ガー」(体長約80センチ)が初めて捕獲された。肉食性でお堀に生息するジュズカケハゼなど在来種を食べて生態系を乱す恐れがあるという。お堀を管理する環境省皇居外苑管理事務所は通常、捕獲した外来魚を殺処分しているが、生きたまま保存し対策などに活用する。
捕獲作業は今月6日、13あるお堀の一つの日比谷濠(ぼり)で実施した。岩のすき間や裏にいる魚まで捕獲できるよう、感電させる手法を使った。
ガーは種によっては体長約3メートルにまで大きくなる。ペットとして輸入され、琵琶湖(滋賀県)など西日本を中心に生息が確認、水産資源への影響が心配されている。今回捕獲されたのはフロリダガーと推定されるが、同事務所の飛島雄史次長は「誰かが放流しないと存在しない種」と話す。
お堀には、ブルーギルなど5種類の外来種の生息が確認されている。
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写真を見て思ったのが、80cmの魚は小さいなと。
そういえばシーバスなどは目一杯遠近法を用い、可能な限り魚を大きく写しているのも見るが、人間も入ってまともに写していればこんなもんだろう。
問題の魚はやっぱり飼育者が捨てたか、何かを企んだ意図的に放流したかのどちらかだろう。
けど皇居のお堀だから、後者の可能性が高いか。
日本という国は東洋の小さな島国で、その生態系を崩す必要はないし、むしろ保護していくエリアだと思う。
従って他国に多く存在する生物を、わざわざ日本に持ち込む必要もなければ繁殖させる必要もない。

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Posted by H.Matsui at 20:00
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