2013年06月10日
<地球温暖化>洪水確率UP 日本を含め世界で1億人に被災リスク
【ボン阿部周一】地球温暖化が進むと、今世紀末には日本を含むアジアの大部分やアフリカ中部、南米で洪水発生の確率が高まり、河川氾濫の危険にさらされる世界の人口がこれまでの推定の25倍、最大約1億人に上るとの推計を、東京大などの研究チームが発表した。「温室効果ガス削減と同時に、洪水被害の軽減策が重要だ」と指摘している。
平林由希子・東大准教授(水文学)らは、公表されている11種の気候モデルと最新の河川氾濫モデルを使い、2100年までに各地の洪水リスクがどう変化するかを推計した。
その結果、世界の平均気温が今後100年間で1~6度上昇する場合、全世界の約4割の地域で被災リスクが増え、100年に1回レベルの大洪水で河川氾濫に見舞われる地域の居住人口は20世紀後半の推定約420万人(全世界の人口の0.1%)から、今世紀末には、温暖化が最も著しいシナリオで25倍の約1億600万人、最も穏やかなシナリオでも7倍の約3000万人に拡大すると予測した。
これは同時期の世界人口の0.3~1.1%にあたる。世界の人口が仮に今後一定だとした場合でも、地域拡大で影響人数は4~14倍に増えるという。論文は9日付の英科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に掲載された。
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だから無駄な生産を止めろと言っても止めないだろうし、ならば生産を抑える様にするしかない。
具体的には物を大事に使う、既存する物を使う、商売に釣られない事などか。
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平林由希子・東大准教授(水文学)らは、公表されている11種の気候モデルと最新の河川氾濫モデルを使い、2100年までに各地の洪水リスクがどう変化するかを推計した。
その結果、世界の平均気温が今後100年間で1~6度上昇する場合、全世界の約4割の地域で被災リスクが増え、100年に1回レベルの大洪水で河川氾濫に見舞われる地域の居住人口は20世紀後半の推定約420万人(全世界の人口の0.1%)から、今世紀末には、温暖化が最も著しいシナリオで25倍の約1億600万人、最も穏やかなシナリオでも7倍の約3000万人に拡大すると予測した。
これは同時期の世界人口の0.3~1.1%にあたる。世界の人口が仮に今後一定だとした場合でも、地域拡大で影響人数は4~14倍に増えるという。論文は9日付の英科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に掲載された。
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具体的には物を大事に使う、既存する物を使う、商売に釣られない事などか。
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Posted by H.Matsui at 13:00
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