2023年09月17日
ろくでなしブルース
全巻の内、どうでもいい部分もあるが、やっぱり❝極東 vs 東京四天王❞辺は、何回読んでも良い。
鬼塚再登場の格好良さ強さ、薬師寺も薬師寺のキャラが良い潤滑油になってるし、まぁ前田は主人公なので置いといて、葛西も強さと実は良い人なのが上手に表現されている。
信頼が力をくれるという言葉に、「そうかもな」と納得する川島も良いし、「俺の負けや」、去り際に前田と交わす笑みも良い。
ヤンキーや喧嘩がどうのというより、人間関係、信頼関係、理解し合える、分かり合えるヒューマニズム。
鬼塚vs前田、葛西vs前田も最後が良かったが、本当に最後のサリーはどうでもよかった。
個人的にはむしろ無い方がよかった。
けど一番、長く理解し合えた、認め合ったシーンは、多分、鬼塚と葛西が一夜を過ごした喫茶店場面に思える。
薬師寺は寝てて、鬼塚と葛西は起きてたと思われるし、当然会話はあったはずで。
Posted by H.Matsui at 17:00
│┗Book