2008年10月03日
AbuGarcia 5500C Pearl Black
Model Name:ABU Garcia Ambassadeur 5500C PEARL BLACK
Code Number:1169093
Color:Pearl Black
Gear Ratio:5.3:1
Number of Ball Bearing:6
Weight:365g
Total:¥46,200
上部の[ABU Ambassadeur]ロゴは、60年代のアンバサダーのロゴに近い。
パールブラックはあまり興味無かったが、パールは車同様、傷が目立たない為のものかな。
塗装のクオリティーは中々良く、確かに光に当てても磨き傷の様なのも目に映らない。
早速フッ素コーティング剤を塗っておく。
やっぱり76'モデルとはクレストマーク、ハンドル、ドラグノブ、ナット、リテーナー、ビスまで金属表面(材質も?)のクオリティーが違う。
まぁ値段も丁度倍違うわけだから、違いがあって当たり前だが、やっぱりハンドル&ドラグレバーは交換か。
ハンドルの空回しは今まで買った5000番代アンバサダーの中では一番滑らか。
ただスプールの空回しはレベルワインダーが半分行くか行かないか。
レベルワインドにはグリスたっぷり。
ブレーキはプラスチックの6点式で、どうだろ?、遠心ブレーキとしては一番効く部類のはず。
そしてブレーキ調整などの説明書が的確だった。
これだとバックラも無く、ベイトリールを楽しめる人も増えるだろう。
目盛りの調整方法、スプールの位置の合わせ方など、当初調べた事が一枚の紙に全てわかりやすく書かれていた。
これからベイトリールを始める人は、飛距離よりバックラしない事を最優先すべき。
で、取り合えずウルトラキャストの5600Cに入れてるビートラップスプールを入れてみようとしたが、これが入らない。
よく見るとスプール側の出っ張り幅&リール側の切り込み幅も違う。
前回の記事ではブレーキユニットが外れなかったが、ピンが入っている部分の隙間に、ティッシュを挟んだマイナスドライバーを入れてじっくりこじると外れた。
そしてそのブレーキユニットをビートラップのスプールに付けてみたが、若干入れるのが硬いもののぴったり付いた。
ただ、ユニット側のプラスチックが少し削れたカスが出た。
【使用感】
ロッド:2oz.対応硬い7.6ft ライン:PE3号
CD9を付けてマニュアル通りのセッティングで軽く投げると、本当に飛ばない。
設定を変えずにやや剛力で投げると、1.5倍以上は飛んだ。
今度はブレーキを緩めにして投げるが、着水間際に少しサミングを入れるとバックラ無し。
そう高度なサミングでは無く、一般的範囲のサミング。
何となくこの5500Cは、ブレーキからグリスから万人が使いやすいセッティングにしている様。
1oz.のメタルバイブをほぼフルキャストすると、ちょっとうるさめの遠心ブレーキ音を唸らせて飛んで行く。
これも大したサミング無しでバックラ無し。
何度フルキャストしてもバックラ無しで、結局一度もバックラしなかった。
105匹釣った時は凄く流れのきつい所でドラグを出す個体もいたが、スムーズに作動した。
【Tune UP】
現在、機能的なチューンアップはビートラップのスプールのみだが、付属のチューニングベアリングなる物を入れている。
ラインを巻いた状態の外形はUP出来る為、飛距離を出すには有利だが、軽量スプールは投げるルアーの重さやフィーリングの好みもあるだろう。
あと、これはチューンとは言わないだろうが、毎釣行翌日、現在スプールベアリングにはシマノリールオイルスプレーを毎回注している。
入れ方は片面3噴射後、綿棒で30回廻し、それを計4面行っている。
ウォームギアには毎回Abu純正シリコンオイルを均等に3滴注している。
そしてレベルワインドに1滴で、大まかに30回転程馴染ます様に空回ししている。
また、ブレーキユニットの脱脂は無水エタノールで行い、シューが当たる面もそれで完璧に脱脂している。
上記でキャスコン緩め、20g~35gクラスのミノーが心地良いサウンドと共に数時間安定して飛んでくれる。
※随時更新
Posted by H.Matsui at 17:00
│┣Ambassadeur 5500C