2008年10月30日
G-Loomis MBR844C IMX
G-Loomis FSR906X IMX
Length:7ft
Blanks:IMX
Weight:g
Lure Weight:1/4-1oz.
Line:12-20lb.
Action:
Taper:
Price:¥32,000
自分の中では何年も前から、市販ロッドの最終章はGルーミスと決めていた。
何と言うのだろう?、このクラスになるとただ買えばいいというのではなく、ある程度先行知識もないと品番から長ささえもわからない。
“844”という数字も一般的な解釈なら、8.4ft/4ピースロッドとも解釈出来る。
「けどMAGBASSはバス用ロッドでわ?」と思う人もいるだろうが、大雑把に何用、何g対応は結局は個人個人のフィーリング&好みになると思えだした。
強いて言えばその分類からロッドのアクションは推測しやすい。
例えばバス用、大型ロックフィッシュ用、エギング用は硬めで、トラウト用は柔らかめとか。
何年も前からそのスペックを殆ど変更する事無く存在する、存在出来るという事は、それは余程完成度の高いものか、余程良い部分があるのだろう。
中には何年も前からルーミスだけを使ってる人もいるだろうし、例えそれを何らかの不注意で折ってしまったとしても、息の長いルーミス製品ならいつでも同じ物を手に入れられるというのもどこかで読んだ。
よく聞いたのは“世界最高峰ブランクスメーカー”、“リフティングパワー”という言葉だが、前者はカーボンシートから作られているメーカーだからかな?。
他メーカーは既製のカーボンシートでロッドを作っているが、ルーミスのは素材会社との共同開発で作った、世界で唯一釣り竿専用カーボンシートらしい。
また、アメリカのプロガイドなどがレンタル用としてもルーミスを選ぶのは、その耐久性からだそう。
そして同じ強度のロッドと比較した場合、25%軽いらしい。
【ブランクスの選択】
ルーミスには同スペック製品でも4種類のブランクスがある。(※全部が全部ではない)
プライス的には高弾性になるにつれて高くなるが、調べた限りこれは一概に[高額=良い]とはならず、その人の好み&ニーズからそれを選択出来る様になっている。
そして今回自分の中では好み&ニーズから「GLX or IMX」となるが、まず思ったのは“GLX”というグレード名。
わかる人にはわかると思うが、“GL”から始まると何となく格好悪いというイメージがある。(※ブロアムの下)
まぁそれはさて置き、可能な限り人に聞いたり調べた結果、自分の好み&ニーズからすると張り&硬さ&丈夫さからIMXになるだろうと。
【外観】
到着したブランクスを見ると、バット付近以外は無塗装、所謂アンサンドフィニッシュ。
塗装によってアクションは少しは変るらしいし、また、例えば車が塗装してあるのは美的面もあるが、錆びさせないのが一番の理由だろう。
なのに無塗装という事は、その国柄(U.S.A.)も含めてブランクスの耐久性にかなり自信があるという事になる。
そしてこれは自分好みだが、無駄な装飾糸が最低限。
バット付近に3本だけ。
自分は飾り糸は不要と思うタイプだが、もし何らかの理由をこじつけるなら、「飾りスレッドの輝きは足元なりルアーを追って来た魚に対して警戒心を与える」とでも言えるだろう。
特別作りは良いとは思わないが、何となくブランクスは拘って作り、あとは淡々と必要なパーツを付けた様な気もする。
【DressUP】
その無塗装ブランクスを含め、フッ素系コート剤を塗った。
ロッドを使い込んだ人ならわかると思うが、まずエキポシが剥がれ出すのはバットなりガイドの取付け部分なので、ここらも入念に塗って拭きあげる。
【使用感】
好みの張りでガイド径も関係してか、とにかく狙い通り真っ直ぐ跳ぶ。
【短所】
現在全く無し
Posted by H.Matsui at 20:00
│┣Casting Rod