<漂流>浮輪一つで男女2人が7時間泳ぎ岸まで
2日午後5時55分ごろ、大津市下阪本5のマリーナ「ヤマハマリーナ琵琶湖」から滋賀県警に、男女2人が乗ったモーターボートが予定時刻に帰港せず、無人のまま琵琶湖岸に漂着しているとの通報があった。2人は遊泳中にボートが流されて漂流したが、一つの浮輪に一緒につかまり、約7時間かけて岸まで泳ぎ着いた。
大津北署やマリーナによると、救助されたのは京都府亀岡市の自営業の男性(44)と知人女性(34)。午前9時40分ごろ、男性所有のモーターボート(長さ約9メートル)でマリーナから出航。大津市の近江舞子水泳場の沖合約4キロ付近で停船、付近で泳いでいたところ、午後1時過ぎ、船が流されて漂流したという。
岸が見えないほど沖で、岸の方角も分からなかったといい、ライフジャケットを着けていない2人は、小さな浮輪(直径1メートル)につかまって数時間漂流。夜に灯(とも)った町明かり目指して泳ぎ始め、午後8時40分ごろ、近江舞子水泳場の北約3キロの大津市北小松の浜にたどり着いた。当時、風も岸に向かって吹き、「追い風」になったことも助かる要因だったという。
2人は少し衰弱しているが、けがなどはないという。同署幹部は「助かったのは奇跡」と胸をなでおろしている。
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要するに浮輪1つあれば助かる可能性も高いという事。
先日、釣具業界は釣り人の安全性を考えてない様な事を書いたが、例えば自動車ではシートベルトが義務化されたし、エアバッグも付けている。
よって竿1本買ったら浮輪がオマケでも良いし、何らかの景品なり賞品は救命具にしても良いだろう。
“着けぬなら、着けさせてみせよう不如帰(ほととぎす)”も有り。
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